会社案内

「はこや」の主（あるじ）のご挨拶

昔ながらの町の「はこや（箱屋）」の精神をこれからも

私が物心付いた幼少期、一関市大手町に家業となる金森紙函店がありました。
この自宅兼会社の通り向かいには一関文化体育館と一関公民館がありました。
（現在は一関文化センターと一関図書館になっています。）
私が生まれた昭和38年という昭和中期の頃、
地元の商店様からの必要な寸法・形式・数量の箱のご注文を、シンプルな機械を使用し一箱一箱手作業で製作。
お菓子屋さんの詰め合わせ箱、用品店の贈答品箱、各企業様の流通箱など様々なジャンルの「箱」を製作。
製作した箱を風呂敷で包み一関市内のお得意様まで徒歩でお届けしていました。
以来、町の「はこや（箱屋）さん」としてしてご愛顧いただいております。
その後、私共「箱屋」は田村町に会社・工場を移転し現在に至ります。
私はこの幼少期に覚えた「はこや」という皆様からの呼ばれかたに愛着を感じ大切にしています。
この思いはスタッフも同じで、当HPドメインにも「hakoya」を先頭に冠しました。
「はこや」は創始者の祖父より、父・叔父と受け継がれ、私で4代目となります。

創業以来、時代は高度成長期を経て様々な分野で急速な進化を遂げ、
印刷紙器や梱包資材の多様化・表現力は目を見張る物があります。

この中にあっても、昔ながらの鋲止箱や化粧箱（貼り箱）は
現在も時代のニーズと共に進化を続け、シンプルな構成の箱ながら、
豊富なデザインや質感を表現したボール紙・化粧紙のバリエーションと共に
梱包目的の箱にとどまらず、BOXという「個」の表現力・使用価値観が見直されています。
私達は、創業以来の精神である企業様、一般ユーザー様が気軽に利用していただける
「必要な形式・サイズ、必要な数量を1個から製作」を今後も継承して参ります。
「個」の箱の提案・製作を通し、身近な町の「箱屋」さんの精神を今後も続けて参ります。  

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　金森　敬一

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